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ダナンの目抜き通りチャンフー通りで人気のチョコギフトを買おう

ダナン観光のメインストリートとして日々賑わう「チャンフー通り」。ハン川沿いのバクダン通りと並行して南北に走る道。高級ホテルもいくつか点在して、北部にノボテル、南部にバンダといった4つ星、5つ星ホテルは日本人旅行者にも人気です。

今回はそのチャンフー通りを歩いてみたいと思います。ダナンに行く方は必ず知っておきたい道です。さらに、チャンフー通りで見つけた素敵な雑貨店「フェイバ」で、人気のギフトチョコレートを買ってみましょう。

観光客でにぎわう「チャンフー通り」

IMG_6799.jpgチャンフー通りの様子

チャンフー通りはダナン空港から車で約20分ほどの場所にある、ダナン観光における中心。ダナンの観光エリアは大きく分けて、このチャンフー通り周辺か、ミーケービーチ周辺の2つとなります。

ダナンはまだまだ観光地としては未成熟。チャンフー通りから数百メートルも離れると、外国人が立ち寄らないローカルなエリアに入ります。普通の観光客が立ち寄るお店はありませんので、このチャンフー通り界隈が観光の基本となると覚えておきましょう。

チャンフー通りにはすべてが揃う

IMG_6818.jpg人気のスパもこの通り沿いに多い

ダナンに訪れる旅行者の目的といえば、ビーチ、世界遺産、そして観光散策です。観光散策はこの通りをメインに歩くといいでしょう。

ハン川を望むバクダン通りもすぐ隣を走っていますが、ショップが並ぶのは大体この通り。バクダン通りはハン市場周辺のみショップが多く、チャム彫刻博物館方面に南下すると、老舗の路上カフェ程度しか立ち寄るところがなくなります。

IMG_6815.jpg若者に大人気のカフェ。

チャンフー通りにはガイドブックにも載っているような人気のスパ、マッサージ店、そしてカフェなどが多く建ち並んでいます。写真上のカフェ「ホット&コールド」。台湾発のバブルミルクティーが現在ベトナムで大人気ですが、その先駆け的カフェ。現在も衰えを知らず、押し寄せる後輩を牽引する全国展開しているカフェです。

人気レストランもここチャンフー通りにある

IMG_6819.jpgエスニックな雰囲気漂う外観

旅行者がダナン旅行で一度は行く定番のレストランといえば、ここ「アプサラレストラン」。エスニックなレリーフの外観が印象的で、夜になるとライトアップもされます。

こちらのレストランでは、毎夜ベトナムの伝統音楽や少数民族のチャム舞踊を鑑賞することができる人気のお店。アラカルトだけではなく、コースもおよそ10種用意していて、それぞれ日本語でメニューを読むことができますので、ビギナー旅行者にとってもおすすめできるレストランです。

主要観光名所が集結

IMG_6771.jpgダナンのシンボル。「ダナン大聖堂」

このチャンフー通りには、「ダナン大聖堂」、「ハン市場」、「ダナン博物館」、「チャム彫刻博物館」といったガイドブックでもお馴染みの観光名所が並んでいます。いずれも徒歩で回ることができるので、午前中にすべて散策することも可能です。

DSCN2407.jpgチャム彫刻博物館

チャム彫刻博物館はチャンフー通りの南端はチャム彫刻博物館とロン橋があります。ロン橋を渡った先はミーケービーチに当たります。

チャム彫刻博物館はミーソン遺跡を観光する上でも立ち寄っておきたい重要なスポット。かつて中部から中南部に勢力を誇っていた独立国チャンパ王国が築いた遺産が眠る貴重な博物館となっています。

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IMG_6837.jpg現在爆発的な人気を誇るローブランド

チャンフー通りでは、近年お土産に相応しい雑貨店が続々とオープンしていますが、その中でも取り分け人気があるのが、チョコレート専門店の「フェーバー」です。

フランス人とベトナム人オーナーが立ち上げた地場のローブランドですが、現在ではホーチミンの日系デパート・高島屋にもオープンし、成功を収めています。

IMG_6833.jpgバッグもブランド化して人気となっている

店内は小ぢんまりとした店内。18種のチョコはすべてベトナム産のカカオを原料に作られています。オレンジ、ピスタチオ、コショウといった珍しい風味が人気のほか、購入したチョコはお洒落なギフトボックスに梱包してくれるのも魅力です。

1日楽しめるチャンフー通り

もし教会や博物館といった名所巡りだけであれば、半日もあれば充分。しかし、道中お洒落なカフェに立ち寄ったり、スパを楽しみ、レストランで食事をし、雑貨店でお土産を買うプランを立てるのであれば、1日楽しむことも可能。

迷ったら、とりあえずチャンフー通りまでタクシーで行ってみてください。きっとベトナムらしい観光散策をすることができるはずです。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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