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ダナンから日帰りで行ける素朴な漁村「ランコー村」

ベトナムの中部ダナンの旅行者が行く郊外エリアといえば、ホイアンやフエといった世界遺産都市がメイン。しかし、元々ダナンは田園風景が広がる素朴な田舎町。

近年は市街地を中心にリゾート開発が進みその面影も隠れていますが、ちょっと郊外に足を向けると、まだまだ漁村が点在するエリアがあります。

今回はその中の1つ、「ランコー村」をご紹介します。

アクセス

IMG_7298.jpg美しい漁村

ランコー村はダナンから車で30~40分ほど北上したところにある漁村。世界遺産都市のフエに行く道中に立ち寄ることができます。

ハイヴァン峠から行くと、麓から写真上のような素敵な風景を見ることができます。ただ、一刻も早く辿り着きたい方は、麓下にあるトンネルを通っていくのが近道となります。フエへ行くさいもそのトンネルを通るのが普通。

小さな漁村を歩く

IMG_7389.jpgランコー村の風景

ランコー村やその周辺には、いくつかの村が点在しています。多くの住民が何かしらの漁業に携わっていて、漁村らしい潮香る町並みを散策することができます。

IMG_7391.jpgランコー村の風景

ただ、ランコー村はあくまでも漁村。観光スポットとなる見どころはありませんし、普段の彼らの生活をのぞくのが散策の目的となります。

コンビニもスーパーもない田舎町ですが、大きなカトリック教会がそびえていたり、学校からアオザイを纏う学生が吐き出される様子は、まさにベトナム。見る価値は大いにあります。

礁湖(ラグーン)地帯を散策

IMG_7362.jpgランコー村の離れの様子

こちらはランコー村から車で10分ほど走ったところにある風景。「ラップアン・ラグーン」と呼ばれる、海水が流れ込む浅い水位を保ついわゆる"礁湖"です。

東側が海に面するベトナムの地形でも、比較的珍しい場所。海水の濃度は低いため、湖のようでもあります。

IMG_7316.jpg牡蠣の養殖にはタイヤを使う

この礁湖(ラグーン)では、牡蠣の養殖が盛んに行われています。礁湖には十分なプランクトンがいるため、牡蠣の養殖にも適しているとのこと。

また、ここでは養殖にタイヤを使います。タイヤに牡蠣をしきつめて礁湖に沈めて育てるとのこと。牡蠣の直売店もいくつかあります。

IMG_7364.jpgオープンカフェもいくつかある

通りには礁湖を眺めながらブレイクタイムを取れるオープンカフェが幾つか並んでいて、どこも観光客でにぎわっています。

ベトナム人観光客はもちろん、欧米団体も同じくらい多く見かけたのは、いささか驚きです。ロシア、フランス、オーストラリア人が多く、意外に知られているツアー先のようです。

IMG_7342.jpg美しい浜の様子

礁湖にせり出した美しい白浜。先ほどご説明したように海水の水位は非常に低く、さらに透明度が高く、波もないため、まるで湖の上を歩いているような、そんな錯覚を楽しめます。

礁湖の向こうには大きな山々が連なり、湖と山を背景に記念撮影もしていってください。

水上レストランで食事を堪能

IMG_7414.jpg美しい風景を愛でながらの食事は格別

礁湖の通り沿いには、幾つかの水上レストランがあります。自然と広大な湖の風景を眺めての食事は格別の味。料理はベトナム料理を軸に、シーフードがメイン。生け簀に泳ぐ魚介を指さして選ぶこともできますし、メニューからチョイスすることも可能。

ダナンもしくはフエから観光を計画しよう

ランコー村はダナンからフエ、もしくはフエからダナンへ行く道中に立ち寄ることができますので、日帰りでも十分可能。ダナン、フエ、ランコー村と3つの町を楽しむ観光計画もおすすめです。

また、ランコー村には5つ星のリゾートホテルもありますので、もし気に入ったならば、そこで一泊するのもいいでしょう。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。
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