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ホーチミン人気のメコンツアー。話題の「蛍ツアー」に参加

ホーチミン旅行で楽しめるオプショナルツアー。中でもメコンデルタ地方の雄大な自然を体感するツアーはどれも人気があります。今回紹介するツアーは、蛍鑑賞ツアーです。メコン川に生える草木に点灯する蛍の光は幻想的。ナイトツアーなので、日中のジャングルクルーズツアーよりは人気はありませんが、満足度は高い密かに支持されているツアーとなります。

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午後発のツアー

IMG_1444.jpg午後発のメコンツアーは蛍鑑賞ツアーくらいのもの

蛍鑑賞ツアーは多くの旅行会社が取り扱っていますが、いずれも午後の1時~2時くらい発となります。昼食を食べてから待ち合わせといった具合なので、少し早めに食事を済ませて余裕を持っておくといいでしょう。

蛍鑑賞ツアーは蛍を見学するだけではなく、日が沈むまではオーソドックスのメコンツアーを楽しむことができます。

ジャングルクルーズのルートも回る

IMG_1549.jpg手漕ぎボートでメコン川を下る

こちらは手漕ぎボートでメコン川を下るジャングルクルーズ。蛍鑑賞ツアーでも盛り込まれているプログラムの一つです。ジャングルクルーズがメインの日中ツアーの場合は、その他にもココナッツキャンディー工場や果樹園などに行きますが、当ツアーでもほぼ同じルートを巡ります。

IMG_1579.jpgココナッツキャンディー工場

ただし、訪れる時間によってはすでに営業を終えている可能性があります。13時~14時頃にホーチミンを出発すると、メコンに着くのは15時~。渋滞なく早く到着すれば見学できることもあるそうですが、15時以降だと厳しいそうです。ただし、これは今回筆者が参加したツアーのこと。ココナッツキャンディー工場は他にもスポットがいくつかあり、ツアー催行会社によって訪れる場所が異なるので、営業時間も変わる可能性があります。

ただし、あまり残念がらないでください。当ツアーのメインはあくまでも夜の蛍鑑賞。それまでは時間潰し程度に感じていてください。

食事をしながら沈む夕日を愛でる

IMG_1719.jpg雄大なメコン川を前ではどんな悩みも消し飛ぶことができるはず

一通り日中のルートを巡ったあとは、高速ボートでミトーとベンチェーの中洲へと向かいます。4つの島のいずれかで食事をして、空が暗がりになるのを待ちます。メコン川に沈む夕日を心行くまで鑑賞してください。辺りは橙から青紫に変わり、少しずつ日が隠れていく様子に心打たれることでしょう。

食事は鍋や象耳魚、揚げ春巻きに生春巻き、チャーハンなどベトナムを代表する料理がテーブルに並びます。参加者と一緒に落ち着いた時間を過ごすことができます。この時間になると気温も下がってくるので、外での食事も居心地がいいものです。ただし、蚊がたくさんいますので、虫よけスプレーやかゆみを抑えるムヒは持って行った方がいいかもしれません。

蛍鑑賞は365日可能

IMG_1643.jpgツアーガイドが言うには、まず間違いなく見れるらしい

もしかすると、ツアーに申し込む際に「時期や天候によっては鑑賞できない可能性もある」旨を伝えられているかもしれません。確かにそんなときもあるでしょう。ただ、ツアーガイドに訊いたところ、基本蛍は1年中鑑賞が可能のようです。ですでの、見れなかったらどうしよう、とは思わずに期待を胸に秘めて出発してください。

食事を終えたあとも、ツアーガイドが出発の合図を出すまではしばらく島内を散歩したり、参加者と談笑したりして待っていてください。蛍が集まる時間というのはある程度決まっているようで、経験豊富のツアーガイドが時間を見計らって出発することになります。

IMG_1652.jpg東野岡村の「旅猿」でも行った

時間になると、小さな高速ボートに乗って、蛍が生息するスポットに向かいます。川岸の辺りには水草が背高く生えていて、その木々や緑葉などに蛍はとまっています。この時間になると日は沈みきって辺りは真っ暗です。人工的な光は一切ないので、蛍のちかちかと点灯する小さな光は非常に幻想的。まるでクリスマスツリーのようです。

天候によっても異なりますが、意外と驚くくらいの数の蛍を発見することができます。ただし、環境汚染が原因か、蛍も年々減少しているようです。もしかしたら近い将来見ることができなくなってしまうかもしれませんね。

ツアー終了:ホーチミンへ帰路に着く

ホーチミンに戻るころは21時を回っています。ただし、ホーチミンの夜はまだまだ終わりません。日中観光ほど疲れはありませんので、ホーチミンに戻ってきたのち、ナイトバーやナイトマーケットなどに繰り出してみるのもいいかもしれませんね。

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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