ホイアン旅行でやりたい7つのこと

ベトナム中部のホイアンは、1999年に世界遺産に登録された旧家が並ぶ町。かつて日本が江戸時代を迎えていた時代、徳川家康がホイアンに朱印船をおくっていたことでも知られています。日本とも歴史が結びついているホイアンは、近年日本人旅行者も増えてきています。

今回は、ホイアン旅行を楽しむなら是非やってほしいことを7つご紹介します。

1.サイクリングで旧市街からビーチまで

cyclists-2915140_1920.jpgⒸPixabey

ホイアン周辺のホテルでは決まって自転車をレンタルすることができます。また、そこかしこにレンタル自転車屋があります。一日借りても500円前後と安いです。歴史市街地の中は観光客がバイクで走ることはできませんので、自転車で町中を疾走することができます。

また、自転車で15分ほど走ったところにはビーチエリアもありますので、そこまで往復してみるのはいかがでしょうか。ビーチ周辺にもホテルがあり、欧米人がサイクリングやジョギングをして余暇を過ごしている様子をうかがうことができます。なお、自転車を止めるときはしっかりと鍵をかけてくださいね。

2、ホイアン歴史市街地のカフェを満喫

IMG_1620.jpgカフェを満喫するなら屋外が一押し

ホイアンの歴史市街地の中には、いくつものカフェがあります。メインストリートであるチャンフー通り、川沿いのバクダン通り、縦に抜けるレロイ通りなどを歩いてみてください。素敵な内外観のカフェを見つけることができるはずです。

晴れた日ならば、店先のオープンエアのテーブル席がおすすめ。世界遺産の町と行き交う観光客を眺めながら、ゆっくりとお茶を啜る。何気ないかもしれませんが、普段の慌ただしい日常から鑑みると、贅沢なひとときではないでしょうか。

3、ミーソン遺跡に行く

IMG_2560.jpgミーソン遺跡の様子

ホイアンから車で走ること1時間で行くことができるのが、「ミーソン遺跡」。こちらもれっきとした世界遺産です。かつて栄えていたチャンパ王国が残した聖域です。チャンパ王国は中部から中南部にかけて、このような遺跡をいくつも残していますが、ミーソンのこちらは最大規模。彼らにとって特別な場所だったと言われています。

ミーソン遺跡まではツアーで行くのが手っ取り早くておすすめです。個人で行く場合は車をチャーターすることになり、ツアーよりも高くつきます。

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4、ホイアンの3大名物を食べる

DSCN1640.jpg揚げワンタンは特においしい

「カオラウ」、「ホワイトローズ」、「揚げワンタン」の3つはホイアンの3大名物と呼ばれていて、ホイアンでしかこの味は食べられないと言われています。カオラウは麺を練る時、ホワイトローズと揚げワンタンは生地を作るときに、それぞれ水を使いますが、その水はホイアンの井戸から汲んだ水を使い、それ以外の水を使うと味が変わってしまうと言い伝えられているからです。

ホイアン市街地のレストランでは、決まってこの3つの料理はメニューにありますし、多くのお店はセットメニューで一度にすべて食べることができるようになっています。特にカオラウと揚げワンタンはお店によって大分見た目と味が違うので、幾つか回って食べ比べしてみてください。

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5、クアダイビーチでシーフードを食べる

IMG_2001.jpgクアダイビーチの浜辺に建つオープンレストラン

ホイアン市街地の離れにあるクアダイビーチ。数年前までは一大海水浴場でしたが、台風の影響で高波に砂浜がさらわれて、現在では海水浴をすることができなくなっています。しかし、残った砂浜では南国のヤシの木が生い茂り、そこにテーブル椅子がぎっしりと置かれて、オープンエアレストランが営業しています。

ここでは新鮮なシーフード料理を食べることができます。どれもホーチミンやハノイで食べるより格段に安いですし、海を眺めながらとる海鮮料理は格別です。ホイアン観光の息抜きにいかがでしょうか。

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6、灯篭流しを体験する

IMG_1805.jpg灯篭流しをうる子供たち

灯篭流しは中国もしくは日本から伝わったとされていますが、詳細は不明。しかし、古くからあるホイアンの伝統行事です。現在では毎日日本橋付近で旅行者が体験することができます。

現地に行くと、子供たちが厚紙で囲ったろうそくつきの灯篭は1個50円程度で売っています。買うと長い竿を貸してくれるので、先端に灯篭をひっかけて、あとはゆっくりと川に流すだけ。子供から大人まで楽しめる静かな時間のひとときです。

7、夜の雑貨ショッピング

DSCN1039.jpg鎧戸にもたくさんの雑貨が並ぶ

ホイアンでお土産雑貨を買うなら、夜がおすすめ。どの雑貨店も冷房はありませんので、日中は非常に蒸し暑いです。お店は旧家を改築しているだけなので、どこもワンフロアの小規模店ばかり。

しかし、店中にはお土産として買いたくなるような小物から服飾雑貨までびっしりと並んでいます。夜の雑貨店は昼とはまた違った雰囲気を楽しめます。

ホイアンで宿泊するのもおすすめ

多くの旅行者はダナンのホテルに宿泊しますが、実はホイアンの歴史市街地周辺にも多々ホテルはあり、その多くは歩いて市街地まで行くことができます。夜の楽しみはダナンよりホイアンが上だと思うので、ナイトライフに重点を置くのであれば、あらかじめホイアンでホテルをとるのもいいかもしれませんね。

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